10月9日行われた薩摩川内市での、川内原発審査書の説明会。
同日の深夜、IWJが録画配信してくれました。(IWJさん、ありがとう!)

IWJの記事はこちらです。読み応えアリ!↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/180610

発言した住民は10人最後の商工会議所の元会頭?の人以外は、反対意見でした。
規制庁は、質問に応えられていませんでした。
とくに「放射性廃棄物をどこに持っていくんですか?」という質問に対して、「それは政策の中で決める話」とし、プールの安全性について答えたのには唖然としました。

司会から、「原則一人、一つの質問。内容は審査書についてのみ。再稼働・避難についてはダメ」と制限がかけられました。また、手がたくさんあがっていたのに、「時間なので」と言ってうちきりました。

住民からの質問・発言と規制庁の回答は以下のとおり。

住民1:「福島原発事故の検証もまだ。クロスチェック解析が実施されていない。規制委が事業者の解析にまかせている。620ガルは、地震動の過小評価。JNESでは1340ガルと評価。これを採用すべきでは?」」

規制庁市村氏「クロスチェックはやっている」 
規制庁森田氏「震源を特定する策定する地震動として540ガル。断層をみつけた上で、最大の地震を評価…
これまで日本全国で、断層がみつかっていないのにも関わらずおこった地震。実際に起こった地震から評価。北海道の地震から640ガル。これがルール」

住民2「住民の関心は、安全対策、避難、エネルギー政策など。これについても説明してほしい。基準地震動が620ガルに引き上げられて、どのように対策がされたのか?

規制庁森田氏「(地震について)設備がどの程度持ちこたえられるかについては、詳しい計算をしなければならず、それについてはまだ。九電から提出されたが、それを認可していく
⇒(工事計画についてのことと思われますがが、それならば、工事計画についても、きちんと説明すべきでは?)

住民3「質問の前に、いのちの問題なのに、抽選したり締め出したりっておかしいのでは? 賛否両論あるんだから、きちんと議論すべき。公開討論会を」(会場から拍手)
使用済み核燃料はどこに持っていくのか?」 
司会「通常時か、地震のときか」 
住民「両方」

規制庁市村「原子力を使っていく限り、使用済み燃料が発生する。これは政策についての話。それについては答えられない。」(なんでやねん?)
規制庁市村氏「使用済み燃料プールから水が抜けていく対策はとっている」(そんなことはきいてないんだが・・・。)

住民4「稼働すれば、使用ずみ燃料は増える。処理は決まっていない。半永久的に押し付けられる可能性がある。どのくらいの期間、九電はプールにためるのか?」

規制庁市村氏、使用済み燃料プールの安全性について説明。「プールの空き状況などから決まってくる」(質問に答えていない)

住民5「いま、世界中でテロが起こっている。テロ対策は? 意図的な航空機な衝突の対策はどうなっている? 結論について安全を確認しているとは乱暴」 

規制庁市村氏「テロ対策、意図的な攻撃については、非公開で審査。公開することはできない。どんなテロにも耐えられるということではない。できるだけの体制・警備」

規制庁市村氏「テロなどについては、国民保護法。これで国を守っていく」

住民6「岩切市長に。避難計画は、市民にとって重要。人間のいのちは重要。避難計画は再稼働の必須条件。これで”大丈夫でしょ?”という説明だったが、机の上だけ…(拍手)
福島の事故が起こり、まだ片付いていない。汚染水も流れている。まったく説得力がない。市村さんはそう思わないのか。それについておききしたい。」

市村氏厳しい意見をいただいた云々

住民7「テロ以外にも隕石もある。航空機の落下など、”考慮する必要がない”。そんなことでは納得できない。経験則でしかものを言っていない。福島やったって経験則。事故はある。このままでは人類は滅亡する。自分の子や孫の時代にどうするのか?」

規制庁市村氏「絶対安全というのはない。科学技術を使うからにはリスクはある。その中でリスクを下げていくしかない。自然現象にしても人為事象にしても」

住民8「主催者に質問したい。今回の説明会の目的は何か? 規制庁に質問したい。一国の首相が世界で一番厳しいと言っていたが、コアキャッチャーや二重格納容器をなぜ要求しなかったのか?

鹿児島県「説明会は県民に限定。どのくらいの人がくるのか予測できなかったので一人一会場。空いているところがあっても、手続き上時間がないので、一人一回しか参加できない」

規制庁佐藤暁氏「基準は世界最高水準と総理が答弁。私どもも1Fを踏まえた国会事故調報告書、海外の事例を参考にした」
「コアキャッチャーについて。性能要求、事故が拡大しない措置をしなさい、ということで同等の水準」

住民9「リスクを最小限に抑えると言っていたが、原発に関しては、リスクはいささかなりともあってはいけないと思う。どこに東日本大震災の教訓が踏まえられているのか?東北では、想定していなかったような津波が襲った。津波の強さの考慮は?津波により移動式ポンプ車が流れてしまう可能性も」


司会「まだまだ質問したい人がいるかもしれないが、これが最後の質問。真ん中の紺色の男性の方」

住民10「今日の説明で納得した。安全が担保されたと思う。安倍総理も、安全が確保されたといった。本日は詳細に説明をきいた」

会場からたくさんの手があがるも、司会「時間を大幅に過ぎているので終わりにさせていただく。アンケートを書いてください」と終わらせる