超緊急 「地元同意手続きを進めないで!」署名にご協力ありがとうございました!

おかげさまで、 2日間弱の間に個人署名2,754筆  188団体賛同の署名が集まりました。
民意を無視して、どんどん地元同意手続きを進める鹿児島県伊藤知事のやり方に対する強い危機感の表れかと思います。

鹿児島県地元同意進めないで署名提出10月20日に鹿児島県議会議長、鹿児島県知事宛に提出しました。

毎日新聞、朝日新聞などが取り上げてくれました(それぞれ地方版)

 

川内原発:薩摩川内市議会委、再稼働賛成 市民「福島の教訓無視」 地元同意手続き進めるな−−知事に要請書 /鹿児島

毎日新聞 2014年10月21日 地方版
 http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20141021ddlk46040376000c.html

  九電川内原発の再稼働を求める陳情が採択され、県内外の市民は20日、伊藤祐一郎知事と池畑憲一県議会議長に県民の反対の声を無視して地元同意の手続きを進めないよう求める要請書を提出した。再稼働を求める陳情採択に、市民からは「福島原発事故の教訓が無視されている」と怒りの声が上がった。

 市民らは薩摩川内市議会の動きを受け、インターネットで署名活動を始めた。2日間で全国から約2700筆の署名が集まり、要請書と共に県原子力安全対策課と県議会事務局に提出した。

 要請書は、9日から実施された原子力規制庁による住民説明会に触れ、「発言した県民のほとんどが審査書への疑問や再稼働への反対を訴えた」と指摘。火山審査は専門家抜き、基準地震動は過小評価などと主張し、「川内原発の安全は審査書だけでは保証されない」として、地元同意手続きを進めないことや県民の声を集める公聴会や賛否を議論する公開討論会の開催などを求めている。

 提出した国際環境NGO「FoE Japan」の満田夏花・理事は「住民説明会が賛否を述べる場ではないのならば、賛否を述べる場が必要」と強調。また、控室で傍聴した薩摩川内市議会原発対策調査特別委員会の判断については「市議は『規制委が決めたから』と逃げている。県民の意見を踏まえておらず、すごく拙速だ」と批判した。


朝日新聞 2014年10月21日
攻防の果て 「再稼働賛成」 薩摩川内市議会 特別委 割れた意見
知事に自重求め要請書
https://dl.dropboxusercontent.com/u/23151586/141021_asahi_kobonosue.pdf

朝日新聞(20141021)_攻防の末「再稼働賛成」



 ※関連ブログ記事
川内原発:電光石火の薩摩川内市「地元同意」の衝撃~原子力特別委採択の現場から
http://311.blog.jp/archives/15333716.html
 

提出版の要請書は下記からご覧ください。
【提出版】県知事・県議会議長あて_反対の声無視しないで
https://dl.dropboxusercontent.com/u/23151586/141020_jimotodoiyousei.pdf

2014年10月20日
鹿児島県知事 伊藤祐一郎 様
鹿児島県議会議長 池畑憲一 様
鹿児島県議会議員各位

川内原発の安全は、審査書だけでは保障されていません
県民の反対の声を無視して、地元同意手続きを進めないでください
再稼働についての意見をきく公聴会を開催してください

10月9日から、鹿児島県5箇所で、川内原発の審査書に関する説明会が開催されました。発言した県民のほとんどが、審査書に対する疑問や、避難計画についての批判、再稼働への反対を訴えました(注)。

注)知事は、アンケートにより「県民の理解が進んだことを確認」と発言しましたが、アンケートは、理解できなかった項目について問う内容であり、再稼働の同意について判断を下すことはできません。

川内原発の審査書は、火山審査が専門家抜きに行われたこと、基準地震動に過小評価があること、重大事故時に汚染水による放射能拡散を防ぐ対策がないことなど、欠陥だらけであり、多くの専門家が疑義を唱えています。

また、工事計画や保安規定の審査はまだ終了していません。
耐震性の確認や、いざというときの原発の停止や核燃料の運びだしなどは、具体的な対策は、工事計画および保安規定で審査されることになります。

避難計画の実効性について、審査が行われていないことも問題です。

先日、経済産業省資源エネルギー庁は、国会議員との会合の中で、「県からの要請があれば、工事計画や保安規定についての説明など追加の説明会を開催することもできる」と発言しました。 
全国の目がいま、鹿児島県に注がれています。県民がいかに反対しても、このまま強引に再稼働手続きが進められてしまうのではないかと、全国の人たちが心配しています。

以下、要請いたします。

  ・地元同意手続きを進めないで下さい。
  ・国に対して、保安規定や工事計画認可に関する説明会の開催を求めて下さい。
  ・県民の声をきくための公聴会や、賛否を議論する公開討論会を開催してください。


個人署名2,754筆  団体賛同 188団体

※本署名は、全国の10の市民団体の呼びかけで、2014年10月17日夜から、ほぼ2日間にわたって、インターネットを通じて呼びかけたものです。
(呼びかけ団体)
原子力規制を監視する市民の会/FoE Japan/反原発・かごしまネット/川内原発建設反対連絡協議会/避難計画を考える緊急署名の会/玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/原発避難計画を考える水俣の会/福島老朽原発を考える会/美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会(美浜の会)/グリーン・アクション
(賛同団体)
ピースアクト出水/川内原発再稼働に疑問をもつ市民の会(出水)/星のかけら/川内つゆくさ会/真宗大谷派 浄泉寺/絆同志会/鹿児島県高等学校教職員組合/反原発の会 阿久根/グループ原発なしで暮らしたい・水俣/熊本:原発止めたい女たちの会/グループ原発なしで暮らしたい・水俣 /水俣の暮らしを守る・みんなの会/福島連帯ユニオン/風下の会 福島/脱原発の日実行委員会/脱原発福島ネットワーク/原発いらない福島の女たち/さよなら玄海原発の会・久留米/手づくり政治プロジェクト/福岡で福島を考える会/九州住民ネットワーク/原発の無い玄海町を考える会/原発八女ん会/仏教徒非戦の会・福岡/~子ども・地球・未来を守りたい~親たちの声ネットワーク「未来」/筑後川水問題研究会/久留米の自然を守る会/ふくおか緑の党/風ふくおかの会/部落解放同盟全国連合会福岡県連・準備会/日本キリスト教協議会平和・核問題委員会/福井県平和・環境・人権センター/能登原発防災研究会/原子力発電に反対する福井県民会議/グリーンフォレスト関西/京都・水と緑をまもる連絡会/アイ  女性会議・京都/原発やめよう/つながろう関西・マダム会議/NPO法人環境市民/No Nukes! 野にゆく会/阪南中央病院労働組合/玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会/プルサーマルと佐賀県の100年を考える会/習志野市小さな風の会/放射能のごみはいらない!市民ネット・岐阜/放射能を測り、市民の安全を求める北摂の会/原発いらんばい鳥栖の会/ふぇみん婦人民主クラブ/ピースサイクル長崎ネットワーク/原発いらん!下関の会/原発設置反対小浜市民の会/島根原発増設反対運動/原発を考える品川の女たち/日本経済を考える会/オールターナティブズ/七番めの星/核のごみキャンペーン・中部/原子力事故救援NGO HCR(ハートケアレスキュー)/菜の花会/花風香の会/京都婦負チュアー・フィーリングを進める会/日本とコリアを結ぶ会・下関/大阪の公害問題を考える会/(株)森と暮らすどんぐり倶楽部/さようなら柏崎刈羽原発プロジェクト/非戦いぶり/アジェンダ・プロジェクト/資料センター《雪の下の種》/原発さよなら千葉/ボイス・オブ・ヒロシマ/長崎県退職女性教師の会/長崎YWCA/玄米ごはんとお茶とお菓子・MOMONGA/ソウル・フラワー・ユニオン/日本カトリック正義と平和協議会/原発からの早期撤退を求める岩手県学識者の会/反原発蛍の連帯/平和・人権・環境を守る岐阜県市民の声/市川緑の市民フォーラム/原発ゼロ阿賀野の会/小原農園/日本カトリック正義と平和協議会 平和のための脱核部会/横須賀の学校教職員・子どもを守りたい/原子力資料情報室/9条の会・おおがき/原発・核燃とめようかい/平和のテーブル・京都/日本基督教団洛陽教会/東京一般労働組合東京音楽大学分会/こどもまもりたい/脱原発・滋賀☆アクション/震災復興プロジェクト/広島県被爆二世教職員の会/樹花舎/研究所テオリア/原発とめよう秩父人/福井から原発を止める裁判の会/志賀環境問題研究所/たんぽぽ舎/「さらば原発の会・京都」/郷土教育全国協議会/原発ゼロ上牧行動/東京・生活者ネットワーク/千葉県放射性廃棄物を考える住民連絡会/人権・平和ネットワークうべ/原発さよなら四国ネットワーク/野菜にも一言言わせて!さよなら原発デモ/ドイツ公益社団「さよなら原発デュッセルドルフ」/原発の危険性を考える宝塚の会/原発体制を問うキリスト者ネットワーク/eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)/食政策センター・ビジョン21/京都生協の働く仲間の会/三陸の海を放射能から守る岩手の会/9条改憲阻止共同行動/さよなら原発神戸アクション/脱原発・放射能汚染を考える北摂の会/原発震災を防ぐ風下の会/福島原発事故緊急会議/伊方原発反対八西連絡協議会/小さな風の会 習志野/大阪大学附属病院看護師労働組合/福島原発からの放射能放出をやめてほしいと願う阪大病院看護師の会/脱原発とうかい塾/憲法リテラシー向上委員会/原発・核燃とめとうかい/プルトニウムフリーコミニケーション神奈川/神戸国際キリスト教会/エラスムス平和研究所/NPOあおいとり/春を呼ぶ会/ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン/さよなら原発各務原/田布施町まちづくり研究会/桃山ピースアクション/原子力教育を考える会/いのち・未来 うべ/脱原発明石・たこの会/脱原発ポスター展/東京電力と共に脱原発をめざす会/原発震災を防ぐ風下の会/大磯で良い音楽を聴く会/shut泊/ラパンノワールくろうさぎ/緑の党・九州連絡協議会/「平和への結集」をめざす市民の風/放射線量測定室・多摩/さよなら原発・ぎふ/市原憲法を活かす会/山口大学教職員組合/唯足舎/自然エネルギー推進ネット・光/北海道のエネルギーの未来を考える10000人の会/ベクレルフリー北海道/時を見つめる会/法政大学Ⅱ部九条の会/さよなら原発・神奈川/オルタナティブ神奈川/高木学校/品川区教職員組合/さいなら原発尼崎住民の会/未地の会/憲法を活かす市民の会・やまぐち/全九電同友会/湘南護憲市民の会/九条の会・きたがた/脱原発大分ネットワーク/いのち・未来 うべ/「さよなら原発」ステッカーの会/ベルリン・女の会/STOP原子力★関電包囲行動/バスストップから基地ストップの会/みらくる∞未来を創るにんげんアクション/脱原発かわさき市民/よそものネット・フランス(188団体)

連絡先:国際環境NGO FoE Japan 
携帯:090-6142-1807(満田)
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